市川栗園では、中津川大栗のブランド名で鮮度抜群・高品質の栗をお届けできるよう心がけております。
1994年に470本の栗を植栽し本格的に栗の生産を始めました。開園当初は中津川の銘菓栗きんとんの原料として出荷しておりましたが、現在は一般のお客様への通信販売を中心に和洋菓子店、カフェ、レストランなどでご利用いただいております。

毎年9月1日の中津川は特別な日、市内の和菓子店では一斉に栗きんとんの販売が始まる日です。栗きんとんは、蒸した栗を半分に割って中身を取り出し、砂糖を加えて炊き上げ茶巾で絞って作るシンプルな和菓子。栗の品質がそのまま商品に反映されます。
当然ながら収穫したての栗で作ったものは、味、香り、色のバランスの取れた上品となります。
栗きんとんがこの地で作られるようになったのは山に栗の木があったからだと推測されますが、現在も高品質な栗を生産する有数の産地が形成されています。

栗の栽培は地域によってやり方は様々です。ここ中津川では樹齢によって剪定方法を変えていき、樹勢と収穫量を長年にわたって確保できるように栽培管理が構築されています。1~3年は実をならせないようにして樹形の基礎を作ります。4~7年は主幹形を維持しながら収量の確保と樹冠の拡大をはかります。8~15年は低樹高として先端の結果母枝を利用します。この時期が栗の木の一生の中で最も実がなる時となります。16年以降は超低樹高として主枝の切り替え、長結果母枝を使った栽培となります。

栗には多くの品種があり、収穫期の調整、仕向け先の意向、消費の動向などにより導入を決めていきます。一度植えると途中接ぎ木などによる品種変更は可能ですが、本体は20年以上植え替えることがありません。
当園ではえな宝来、胞衣、丹沢、ぽろたん、大峰、えな抱月、金華、利平、筑波を栽培しており、収穫期間は45日前後となります。

近年は剥皮性の品種が開発され、鬼皮に切り込みを入れて熱を加えることで渋皮もきれいに剥ける栗が広まってきています。ぽろたん、えな宝来が剥皮性の栗となります。これらはほかの品種と別に収穫選別され、低温で半月ほど追熟して糖度を増して出荷されます。

収穫した栗はすぐに計量→洗浄→浮き果選別→サイズ分け→目視選別→計量→袋詰め→出荷されます。追熟させる品種はすぐに保冷庫へ搬入し0℃~-2℃で保管します。

栗の出荷シーズンは9月上旬から10月上旬まで。年によって変わりますので8月下旬にお問い合わせください。インターネット、FAXでのご注文はできません。シーズン中のお電話は7コールで転送されますがそのままお待ちください。